■2月19日(日)
本日はいよいよ今回のメインイベントである。たじゃさん、うりぼうさん、とりっちさん達と合流する日だ!!
うりぼうさんとは短い時間だけど1度会っているがほかの2人とは初めてなので、かなりドキドキである。昨夜は
あまり熟睡していない・・・。
一番良く連絡をとりあっているmeaさんの携帯に連絡があり、ホテルまで迎えに来てくれることになった。あの
長い道を登るのは嫌だったので、ありがたやありがたや!
ホテル前に出るとすでに車が来ていた。降りてきたうりぼうさんに挨拶をして、早速車に乗り込んで出発だ。大汗
かきながら歩いた道もあっというまに通りすぎで奥ダボスリフト乗り場に到着! そこにはたじゃさんととりっちさんが
すでに待機していた。初めてのお二人に挨拶挨拶・・・ちょっと緊張〜 でも、そんなに初めてとは思えないのが
ネットの力だな。3人のレポを何度も読んでいたので勝手に親近感を抱いていたということもあるのだが・・・(^^;
一番喜んでいるのはやはりmeaさんのようだ、ずいぶん前からネットでお知り合いということもあってキャイキャイ
していた。たじゃさんは兄貴と呼ばれているそうだ。うりぼうさんととりっちさん、アルプスを縦走したり大キレットを
越えたりするパワフルなOLさん?。
まずはリフトに乗り昨日と同じように尾根の上まで上がる。やや薄雲は多いものの今日もアルプスや八ヶ岳の山々が
よく見えていた。思ったより天気は良さそうだ!! 全員スノーシューを履いていよいよ出発だ!! 目指せ根子岳!!
昨日より表面が堅くなっているようでスノーシューも必要なさそうだけど、今回はスノーシューツアーってことで
全員外すことなく歩いた。振り返りアルプスの峰峰を見ながら、あれが槍で穂高で常念で爺で鹿島槍、白馬でちょっと白く見える
のが劔やな。と山の話が弾む。
ゆるゆると登るがやがて最初の急斜面だ。ややガリガリの斜面をスノーシューで登るのって結構大変〜 それはそれみんな
山歩きのベテランってことでガツガツと登ってくる。
登り切ったところで、小休止。とおもいきや、うりぼうさん、ザックから取り出したものは、小型ソリ!! んなものザックに
入っていたなんて流石じゃ!! まずはたじゃさんが先陣を切るが急な斜面に果敢に挑戦しようとしたが、流石にキツイので
ちょっと下から・・・それでもかなりのスピード!! コントロールが効かずにオオオ〜!! Meaさんも挑戦! 気持ち
良さそうに滑る滑る。 僕も滑るが圧雪されているところなので思いの外、スピードが出て無意識にブレーキ
をかけてしまった。すると回転してゴロゴロ・・・ 怖いけど面白い!!(*^o^*)/ うりぼう、とりっちさんと滑り、最後にまた、たじゃさん
が滑って第一回親善ソリ大会は終了したのでありますm(._.)m
再び歩き出す。ここからは急な斜面が続く・・・ 僕とたじゃさんは目の前の雪壁ぽいところを登っていく、女性陣は通常ルートを
とろとろ登ってゆく。なにやらベチャベチャ話しているみたいでなかなか追いついて来なかった(^^; 避難小屋の分岐を昨日とは
逆に左のコースを歩く。昨日見たツアーのグループはどうやらここでテント泊したようだ。大学の合宿かな?
小根子岳には行かずに直接、目的の根子岳に向かった。ここからは未知の世界だ!! 標高が高いのか雪質もサラサラしてきている。
飛び交うヘリも大きく見え、ヘリポートが近いことが解る。みんな景色も楽しみながらどんどん登っていった。やがてヘリポートの
囲いが見えてきた。こんなところに降りるのか〜と遠巻きに見る。その向こうに四阿山も見えていた。
山頂へのルートはこのポートの脇から樹林帯を登るようである。しかし、沢山のトレースがあり、どれが本当のものなのか解らないので、
みんな適当に好きなルートを登る感じだ。最後の一登りで根子岳山頂に到着!! すでに沢山の登山者が来ていた。スノーシューの人も多い。
山頂には小さなほこらがあり、その向こうに四阿山、遠く噴煙を上げる浅間山、手前のは湯ノ丸山か? 上州の山々も昨日と同じように綺麗に
見えて絶景である。
し、しかし、風が冷たい!! 集合写真を撮って早々と撤収して、風のあたらないところでランチタ〜イム!!
思い思いに持ってきたものを食べる。皆さんからはお菓子や暖かい飲み物も振る舞われた。ありがとね〜(^^)/ お返しにと振舞「甘」酒を振る舞った。ちょっと薄かったかな?
昼食後早々に下山開始。僕らはバスの時間もあり、みんなは今夜の宿である湯ノ丸への移動もあるのであまりゆっくりは出来ないのだ。
登ってきた樹林帯は意外と急斜面で踏み外すと一気に滑り落ちそうだけど、こういうところが楽しいのである!! みんなニヤニヤしながら
下っているのが印象的だ(*^_^*)
下山コースは、昨日の谷ルートとは違う尾根ルートを下ることにした。雪質も柔らかく下りはホントに快適だ! サクサクとどんどん
下ってゆく。思わず走ったり! 埋まるくらいパフパフならもっといいのだけど、これはこれで歩きやすいからいい感じだ。先頭はたじゃさん、うりぼうと地図を確認
しながら下ってゆく。
暫く下って小高いガレ場のところまで降りてきた。とりあえず沢をガイドラインにして尾根筋を降りるルートをとる。と! 黒い何かが
動いているのが見えた!! かなり下の方だが、熊か!!? よく解らないがカモシカのようでもある。時期的に見てカモシカが正解かも
しれない。
再び斜面を下る。樹林の中はスノーボードのトレースがあちこちに走っていた。こんなところまで滑るんだな〜とちょっと関心。どんどん
下ってゆくと、さきほどの動物のものと思われる足跡があった。どうやらカモシカのようだ! 時間があれば辿ってみたいが、やめて、進む。
振り向けば根子岳ははるか彼方になりあっというまに下ってきたことがわかる。やっぱり下りは速いな〜!!
ちょっとした斜面に出たところで、第二回親善ソリ大会開催!!(^^)/ やや斜面は緩やかだが何度か滑っているうちに勢いがつくようになってきた。みんな子供
のようにはしゃぐ!! 一番巧いのはやっぱりmeaさんか? 僕も何度か滑るがどうにも曲がってしまうが、だんだん調子付いて頭から
滑ったりと正しく頭にのって遊んでしまひまひた(^^;
時間も時間なのでソリ大会も終了して再び歩き出す。
時々遊びながらも斜面をどんどん下ると有刺鉄線が出てきて牧場の一角に入ったのが解った。右の小高い尾根の向こうが
昨日下ったルートなのだが、このまま下って沢を渡ればあの林道に突き当たる筈と思い、先導する感じでどんどんと下る。深い沢では
ないのでどこでも渡れそうだが、安全そうなブリッジを見つけて渡り、尾根を登る、もう一度沢を渡り少し登るとあの林道みたいな道に
飛び出た! ドンビシャである。確かに見覚えのある松の木もあった。ここまでくればもう直ぐだ。
みんなの到着を待って少し休憩してから再び歩き出した。ほどなくして牧場のトイレや橋が見え、奧ダボスリフトの駐車場も見えてきた。
時間的にも丁度いい感じだ。
14時50分ころ奧ダボスの到着!! お疲れさまでした〜〜(*^o^*)/ アッという間のツアーが終わってしまいました。もっともっと
遊びたかったな〜て感じですが、僕とmeaさんは終了です(T_T) バス停まで送ってもらえるということでうりぼう号に乗せてもらって
バス停へ。15時のバスにも間に合いそうだ。 もうお別れなのねん・・・とちょっと寂しい感じ・・・ 出来ればこのあとも一緒に行動
したいと切に思ったけど、仕方ないな・・・ みんなはこのまま今夜の宿の湯ノ丸に向かうことになっている。とりっちさんから千葉土産
を頂いてしまいました。ありがとう〜(^^)/ 美味しかったです。
車で立ち去るみんなに手を振って見送りました。う〜ん、行ってしまったね〜(T_T)
近くの土産店で根子岳バッチを買おうかと思ったが、売ってなかった。ホテルの売店にもなかった。売ってないのだろうか?? バスの
時間まで少し休憩していたら、臨時のバスがやってきたので慌てて乗り込んだ。次第に見えなくなる菅平と根子岳、四阿山。大パノラマの
広がる素敵な山でした。出来ればあの四阿山にも登ってみたいなと思いつつ菅平を後にして帰京したのでした。
たじゃさん、うりぼうさん、とりっちさん、みんなありがとうございました〜(*^o^*)/ とっても楽しいツアーでしたよ〜 また集まる
ことがあったら誘ってくださいね!! 出来ればなんとか平日も参加したいです。そして、今年は穂高、南八ヶ岳デビューしますのでいろいろ
アドバイス宜しくお願いしま〜す!!
尾瀬とは違う山中間さんたちとの出会い、これからも大切にして広げてゆきたいと思ったツアーでした。
おしまい・・・
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