毎年恒例のスミレツアーを今年も開催することになった。毎年4月第一週末だったが開花が遅れると予想して第二週の土曜日に決定!!
早速昨年のメンバーに伝えたが菊池さん夫妻が旅行で不参加となってしまったのが残念。その代わりにお千賀さんが京都から参加。さらにsizukuさんも
2年ぶりに参加で、さらにkazuさんの友達の中堀さんも初参加となり今年も団体である(^-^)
開催当日は晴れの予報だったが朝から曇りがちの天気である大丈夫かな?
いつもどおりにJR高尾駅に集合。一部の人は先に目的地に向かうと連絡が入った。
久しぶりに顔を合わす尾瀬仲間の面々にご挨拶だ。 どもどもお久しぶりどす〜皆さんおかわりなく尾瀬病は健在のご様子で一安心(^^;)
kazuaさん友の中掘さんもやってきた。確か昨年尾瀬でちらりと拝見していたが正式には初めてである。ちょっと緊張してるかな?
集合組みは全員揃ったので出発だが、バスは混んでいそうなのでタクシーに分乗して出発となった。
日影沢林道入口で下車でよいのだが勘違いか連絡ミスか「日影バス停」で降りてしまった人もいた・・・。
林道入口には先に到着していた和風さん夫妻とshinさんにご挨拶だ。
バス停のメンバーを呼びにいくとこちらに歩いてきたkazuさん一行から花見さんmeaさんの「つおい女の一行」がヒメスミレを見に行ったと聞かされた!
ええー! そんな勝手に… いきなりのハプニングである・・・。 咲いてるところまではかなり遠いんだよね〜 仕方ないので早足で追いかけてなんとか
引き止めたけど早くも時間ロスである(+_+)
やっと林道入口に全員集まり出発だ!! 入口からエイザンスミレやマルバスミレ、タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシンが咲き誇っていて早速撮影
モードである。少し歩くとタカオスミレも咲いていた。沢沿いのニリンソウも盛りは過ぎているがまだまだきれいだ。
トウゴクサバノオ、キケマン、ヤマエンゴサク、ユリワサビ、など野草も多い。
沢向こうのニリンソウが満開だけど前日までの大雨で増水して渡りにくい状態でみなさん遠慮しているのか渡る人はいなかった。
皆さん談笑しながら思い思いに撮影して歩いてゆく。 三脚持つと遅くなるからと持って来なかった花見さんだが結局shinさんに借りて撮っていた(^^;)
sizukuさんは小型の三脚を使ってしっかり撮っていて感心感心、僕やkazuさん手ぶれ補正がついているのである程度手持ちで大丈夫だけど薄暗い場所だと
やはり限界がある…やはり三脚は必需品である。
日影沢野営場前の沢にヤマルリソウがあるのだがずいぶん少なくなっていた。早いのか? それとも盗掘か? しかも増水で撮影しづらいが強者は降りて
撮影していた。
すぐ近くの道脇に沢山のタカオスミレが咲いているのを発見! 皆さん一気に群がる(^^;) 他のハイカーも何事かと覗いては撮影していた。
それにしても今日はハイカーが多いな〜 団体さんも何組かいて賑やかだ。
撮影で停滞していると見覚えのある方が声をかけてきた。なんとyatoyamaさんである! 面識のあるメンバーも多いので皆さんびっくりであった。軽く
散歩して帰るところだそうだが、yatoyamaさんのご希望もあり記念撮影をしてからお別れとなった。
日影の斜面も花盛りでフタバアオイ、カントウミヤマカタバミ、マルバコンロンソウ、ミミガタテンナンショウ、湿っぽいところにはヨゴレネコノメ、ヤマネコノメが見られる。
遅れ気味の花見さんsizukuさんを待ちつつもゆっくりと林道を進む。 初参加のお千賀さんもガンガン撮影していた。 中堀さんは高尾のスミレに興味が
あるそうで図鑑を片手にいろいろ説明をしたりしながら歩いた。中堀さんは尾瀬ボランティアでもあるのでこれからも尾瀬で会うことも多いかもしれないな〜。
ところどころに草に紛れるようにアオイスミレが咲き残っていてちょっとうれしい! また時期が良かったのかヒカゲスミレも咲いていてタカオスミレとの
違いが比較できて面白い。専門家によっては両者を分ける必要性は無いとの意見もある。
途中、高尾山への分岐付近もタカオスミレが多いがここは当たりがよいので盛りは過ぎていた。時間があれば枝道に寄り道したかったけど時間がなさそう
なので今回はパスである。
道も次第に傾斜が増してくる。杉林にはタカオスミレの葉が沢山見えるが花は少ないようだ。 暫く歩いて休憩ベンチに到着。ひとまず休憩だけど既に12時前。
城山に何時に着けるだろう? お腹もすいたな・・・
しんがりの花見撮影隊も到着してしばしの休憩モードだ。
日当たりの良い草むらに小さなニョイスミレを発見! このスミレが沢山咲くようになるとスミレシーズンも終盤である。
まだまだ先は長いので出発しますよ〜! と歩き始めた。
更に傾斜はきつくなるがゲートあたりからスミレロードとなってきて、何度も足が止まってしまう。ここからが本番! 城山到着は2時かな?(*_*)
タチツボスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、コスミレ、そしてオカスミレ、大人気のニオイタチツボスミレがあちこちに咲いていて飽きることがない。
因みにニオイタチツボスミレは曇り空や雨の時はあまり匂わないそうだ。
スミレのほかには白い花のクサイチゴ、黄色いヤマブキ、房のように垂れ下がったキブシ、ヤマザクラ、黄色い花のキジムシロ、ミヤマハコベなど野草
や樹木もありなかなか前に進めない。
しんがりの花見撮影隊はまったく姿はみえず、時間がかかりそうだ。
暫く歩くと南東斜面の杉林が伐採されて見晴らしがよくなっていた。ヤマザクラの咲く高尾山までの稜線が綺麗だけど雲が多いのが残念。
展望がよいと言うことは日当たりも良いわけで路肩には沢山のタチツボスミレが咲き誇っていた! そのスミレを撮影しようと寝そべるやからも出没!
低アングルだと斜面で背景が抜けるのでマクロ撮影には好都合なのだ。上手く透過光を使うと可愛らしく撮れる。
今年でこれだけ咲いてれば来年はもっと群落になってるかもね〜! 楽しみだ!!
かなりお腹も空いたころに漸く城山のアンテナが見えるようになってきた。もう少しである!!
いつもシュンラン咲くところには今年もしっかり咲いていた。このシュンランを撮影したかったというshinさんだが上手く撮れたかな? 近くには
エンレイソウも咲いていたが、こちらは不人気のようだ(^_^;)
最後の坂をひと登りすると小仏城山に到着である。
時間はなんと1時半…(+_+) タイミングよく空いたテーブルを陣取って座った。ふぅ〜★
花見撮影隊は未だに来ないが先に食べましょうということになった。名物のナメコ汁を頂きながら昼食だ。相変わらずこのナメコ汁は絶品である!
雲は厚く日差しは無いし春霞で富士山も見えないけどヤマザクラは結構咲いていた。ハイカーもそれなりに多くて賑やかだ。
食べているうちにやっと花見さんsizukuさんお千賀さんのしんがりが到着である!!
皆さんが持ち寄ったお土産がいろいろ出てきて面白い!! kazuさんのいぶりがっこ、愛媛みやげのロールケーキ。 sizukuさんの濡れせんべいや花見さんの
ブタの饅頭やお千賀さんの京都のお菓子など多彩である。
皆さんお腹も膨れて落ち着いてきたので、本日のサプライズイベントを敢行だ(^-^)/
meaさんが何気にshinさんの誕生日を聞いてから、ドーンと誕生日用ロールケーキが登場(^O^)/ は〜いおめでとさん(^O^)/ shinさん照れくさそうに
苦笑する(^^;)
ローソクを刺して火をつけるんだけど、実はライターを忘れてきたというshinさんにあげてしまっていたのだ。そんなわけで、主役のshinさんに灯していただきました(^_^;)
灯したところでハッピーバースデイの歌を歌ってから、はい消してと言い終わらないうちに消してしまって瞬間を撮影出来ず!! 皆さんからブーイングの嵐(`ε´)
改めて火をつけて、再び歌ってから、ふーと鎮火! おめでとさん〜★
皆さんしっかり撮れたかな? 僕のはなんでかピンぼけでした(^_^;)
ロールケーキを12人分に切るのはちょっと大変だけどkazuさん妻のハッちゃんが見事に切り分けた! でも一人あたり約2センチである(^_^;)それでも
名店で買ったのでかなり美味しいかったです。
さてさて第2イベント開始だ! meaさんが小道具を取り出し和風さん夫妻に装着! 和風さんは銀の蝶ネクタイ。和風子さんは白いベールだ(^-^)
金婚式間近ということでお祝いしようというわけである。
meaさんが考えた誓いの書なるものを読みながら2人とも嫌がる様子もく楽しそうだo(^-^)o (横の写真をクリックすると原文が見られます。)
最後にチュッ〜して〜との声も出たけど流石にコレはやらないね〜(^_^;)
でも、大盛り上がりのうちに宴会は終了〜★ 今回も山頂で騒いでしまひました・・・(^-^)
時間はもう3時半… 出発しましょうと支度をしてから歩き始めた。
城山の東斜面にアケボノスミレが咲く場所があっさて楽しみにしていたのだけどなんとロープが張られていて入れない。でも少し遠目に咲いているのが
見えていた。しかたなく望遠レンズで証拠写真を撮る。 このロープは広範囲に張られていて一丁平まで続いていた。
てくてくと緩斜面を下るが、どんよりとした曇り空になってきて雨でも振り出しそうだ。心なしかハイカーもまばらである。
尾根の坂をしばし下ると綺麗なヤマザクラか咲いていた。ここはいつも立ち止まってしまう。
更に歩いた斜面に可愛いヒナスミレが咲いていた。思わず駆け寄って撮影だ。これを見たかったというメンバーも多くて皆さん群がった(^_^;) ヒナは
人気者ですね〜。
一丁平手前の桜がいっぱいある斜面もロープで入れなくっていた。スミレや野草が多かった場所だけに残念である。
それでも入れる場所を丹念に探しているとヒトリシズカやイカリソウも咲いていて感激だ! まだ少ないのでみなさん夢中で撮影していた。
やっと一丁平に到着。少し休憩だが何時に下山できるか判らないし、新幹線の時間もあるということで和風さんたちは先に下るということになったので
みなさんに挨拶をということなのだけど、後続の花見撮影隊を待つがなかなかこないのでmeaさんが呼びに走る。
やっとのことでやってきたが直ぐそこの桜を撮影始めてしまった…おいおい(-.-)
やっと気付いて全員揃い記念撮影だ。しばし談笑と挨拶をしてから和風さん達は先に下山した。遠ざかる夫妻に手を降る。また尾瀬で会いましょう(^-^)/
さてさて我々も下りましょう〜と歩き始めると看板のしたにミミガタテンナンショウが4っつ咲いていた。しかも会議でもしているかのように向かいあって
いるのが可愛い(^-^)
しばらく下ると富士山の見えるはずの桜尾根だけど見えない・・・でもヤマザクラが綺麗である。
更に進むとミツバツツジが満開で非常に艶やかだ!! 撮影欲がそそるけどあまりゆっくり撮影する時間もないし薄暗くなってきているので手短に撮影だ。
しんがりの花見撮影隊はここで時間食うだろな〜柵でもしとこうか?などと冗談をいいながらその場を離れて先を急いだ。
アップダウンのある尾根道は避けて巻き道をゆるやかに登る。 このあたりにはアケボノスミレが咲く斜面があるのだがだ何も出てなかった残念。
ヒナスミレもちょっと少ない感じだけど、このあたりの個体は何故が色が濃い。
やがて高尾山と紅葉平の間の鞍部に到着。かなり薄暗くなってしまっていた。
このままだと遅くなりすぎるのでケーブルカーを利用に決定! でも間に合うかな?
やっと追いついてきた花見部隊と合流して出発だ。shinさんとmeaさんは階段を上って山頂経由のようである。他のメンバーは山頂周回コースの5号路を歩く。
1号路分岐でshinさんたちと合流してそのまま1号路を歩いた。かなり薄暗いのにまだ登ってくるカップルとかハイカーがいるのには驚く。しっかり装備の
あるハイカーはたぶんナイトハイカーである。最近高尾や奥多摩で人気の登山スタイルだ。
木々に囲まれて薄暗い1号路をどんどんと歩いて、やがて寺院などが見えてくる。すでに5時を廻っているので参拝路は通行止めになり迂回路を歩いたり
して下る。暗い斜面にあったのは「カントウカンアオイ」と当時思ったが後に調べると「タマノカンアオイ」が正解だった。このときは暗すぎて撮れなかったが
横の写真がその「タマノカンアオイ」である。
女坂を下って参道を抜けるとケーブルカー駅に到着。最終便は18時半、そのひとつ前の便に乗ることが出来た。
約5分ほどで清滝口に到着。ほんとうに薄暗くなっていた。駅を出ると、な〜んと和風さん夫妻がいるではないか!! もうとおに帰ってしまったと
思っていたのでこの再開はびっくくりである!! なんでも蕎麦を食べて18時半まで待ってみようと待っていてくれたそうだ。まさかケーブルで降りて
くるとは思わなかったそうで夫妻もびっくり!!
まだ蕎麦屋はあいてるかな〜と看板の出てる店を覗いたが既にオーダーストップになっていて食べることが出来なかった。
仕方なく、今回はお腹を空かせて帰宅である。
お千賀さんと和風さん夫妻の新幹線の時間もあるので、高尾山口駅から乗車するが近くに車を置いているshinさんとはここでお別れだ。お疲れさまです〜
今度は尾瀬でお逢いしましょう(^o^)/
残りのメンバーで乗車。みなさん疲れもあるけど談笑はつづいた(^^;)
JR高尾駅で降車だが中堀さんだけはこのまま京王線でということでここでお別れだ。初参加お疲れさまでした〜 また尾瀬でお逢いしましょう(^o^)/
八王子で、花見さんとJUNさん、立川でsizukuさんとkazuさん夫妻がお別れ。長丁場お疲れさまでした〜尾瀬で会いましょう〜(^o^)/
東京駅までお千賀さんと和風さん夫妻を送ってゆく。ちょっとしたハプニングもあったけど無事に帰路の新幹線に乗車した。遠いところお疲れさまでした。
これにめげずにまたスミレツアーに参加してくださいね〜 次は尾瀬でお逢いしましょ〜(^o^)/
今回は9時間という長丁場となってしまいました。尾瀬で平均的に歩く時間より長かったです(^^;)
それでも尾瀬入り前にみなさんに会うことが出来て嬉しい1日でした。遠くから来てくれたお千賀さんや和風さん夫妻、そして初参加の中堀さん、ありがとう
ございました。
そんなわけで、無事にスミレツアーも終了したのでした。めでたしめでたし(^-^)
ではみなさん、いよいよ尾瀬本番となりますので、今度は尾瀬でお逢いしたいですね!!!
おしまい・・・。
|