登 山 日 | 2007年4月7日(土) |
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ル ー ト |
JR高尾駅−日影沢−(日影沢林道)−小仏城山−一丁平−高尾山−6号路−清滝口 |
登 山 者 | てばまる、Meaさん、shinさん、JUNさん、花見さん、菊地さん夫妻、和風さん夫妻、kazuさん夫妻 |
15分ほどで日影バス停に到着する。さぁ、いよいよツアーの始まりである。すでにみなさんカメラを手に持ち臨戦態勢! ゾロゾロと 歩き始める。特に決まった行動予定はないのでみんなバラバラに歩き立ち止まってはスミレの撮影をする。3月に来たときはほとんど咲いて なかったスミレも今はいろんなものが咲いていた。タチツボスミレも群落を作り、ナガバノスミレサイシン、マルバスミレ、アカフタチツボスミレも 咲いていた。川の対岸にはニリンソウの白い花がキラキラと輝き春めいたことを実感する。
ほどなく進むとタカオスミレが咲いていた! 一見地味な色だが結構好きなスミレのひとつだ。花見さんはシートを広げてマクロレンズで 本気撮影!? 三脚も使わずバシバシ撮る他のメンバーとは力の入れ方が違うようで、見習わなければと思った。 昨年のツアーにみんなが一眼デジを持っているのを見て是非欲しいと思っていたが、昨年秋に遂に購入して完全にデジタル移行を果たした。今回は そのカメラを持っての参加である。 予想通り、みなさんの撮影があるのでなかなか進まない、ビジターセンターがあるところまでで既に1時間・・・。う〜ん、今回も先が思いやられます・・・。 ヤマルリソウの撮影現場を過ぎて林道奥へ進む、流石にこのあたりは空気が冷たいようでスミレは少なかった。ただそのひんやりした空気のお陰で アオイスミレもまだぼちぼちと見られたのはラッキーだ。 花が少なくなると、カメラの話題や尾瀬やパソコンの話題と会話が尽きることがない、僕とmeaさん以外の方とは初対面のkazuさん夫妻も次第に うち解けてきたようで、話が弾む。流石に尾瀬病仲間である、波長が合うのだろう。遠く新潟から来てくれた和風さん夫妻も結構しっかりした 足取りで歩いてくれている。 やや傾斜がきつくなる林道上部にくるといよいよスミレロードのメイン会場に突入である。次から次に出てくるスミレたちに群がるカメラマン・・・。 ニオイタチツボスミレは一際人気が高くて鼻の穴に入れんばかりに嗅ぐ様子が愉快である。 緩やかだが長い林道をどんどん歩き、小仏峠への分岐まで辿り着いた、なかなかこない花見さんとmeaさんを暫く待ち、やっと揃ったところで 目の前の城山に向かった。 城山の桜はまだまだだが、多くの登山客で賑やかである。朝方晴れていた空もちょっと高曇りになってきたようで、富士山も見えなかったが 相模湖が眼下で輝いていた。大勢が座れる一等席?を確保する。テーブルが丸いので丁度いい感じだ。早速、名物のナメコ汁を注文。揃ったところで 昼食となった。誰かしらが持ち寄った漬け物などを頬張りながら楽しい昼食である。城山の猫たちもときおり近寄ってきて和む。 だいたい食べ終わったところで、スミレカードを取り出しみんなに1枚ずつプレゼント! これには後で隠しイベントが絡んであるのだが、 みなさん遠慮してなかなか取ってくれなくて汗汗・・・(^^;)
お腹も気持ちもいっぱいになったので高尾山に向けて出発! いつもアケボノスミレが咲いている斜面を覗くがまだ咲いていないようでちょっと 残念である。少し下ると山桜が咲いていてみなさんパチリパチリと撮影〜 足下にはヒナスミレやエイザンスミレもちらほら見え始める。どんどん 下る組とトロトロ歩く組に完全に分かれてしまった。一丁平の斜面ではヒナスミレやイカリソウ、エイザン、マルバなどが見られるがちょっと早い ようであるがみなさん一生懸命撮影に没頭〜 女性約2名がかなり遅れているようだが、いつものことなので先を進んだ・・・。 みなさんお待ちかねですよ〜と促す。やっと揃ったので出発かと思われたが、花見さんが桜を撮り始めてしまい再び停滞・・・。やっと終わったので 出発である。JUNさん曰く、三脚持ってやれば長居しなくなるだろう〜?というが それでも無理かもね〜(^^;) そこから少し登ると高尾山の探勝路と紅葉台の分岐の休憩所だ。既に和風さんやs菊地さんたちが待っていた。またまた待たせてしまったようで 失礼しました。と、ポツポツと雨が落ちてきた! やっぱり降るのか〜! 本降りになる前に下山しましょ〜ということで全員集合したところで出発する。 今回も6号路を下山するが稲荷山コースを少し歩いて途中の分岐から入ることにした。高尾山の南側を巻く道を歩く。このあたりも間伐が進みすっかり 明るくなっていた。しかし、雨は次第に本降り状態になり、合羽を着ることに。 分岐からいよいよ6号路だ、和風さんや菊地さんたちはどんどんと下ってゆく、後で知ったのだが和風子さんがちょっと体調を崩していたそうだ。 暑かったり寒かったりで冷えたのかもしれないです。でもその後は問題ないそうで良かったです。
途中でJUNさんがニリンソウを撮影していて合流〜! 更に進んだ沢にすっかり最盛期を過ぎたネコノメソウが咲いていた。赤い花粉がついていればもっと よかったのだが、最盛期は3月中旬なので仕方ないかな。それでも淡い緑色の花の跡も綺麗である。 雨もあがるが、すっかり薄暗くなったころ清滝駅に到着した。菊地さんやkazuさんたちが既に到着していて、すっかり待ちぼうけをさせてしまった ようだ。それから暫くして花見さんやJUNさんが到着である。お疲れ様でした〜 さてさて、締めのお蕎麦でもと人気の高橋に向かうがなんとラストオーダーとなりガックリ・・・。でも、他の店が開いていたのでそこに入ることと なった。ただ和風さんたちは体調のこともあり先にホテルに帰るということで、名残惜しいけど、挨拶を交わして見送った。 お店で男女に分かれて座り、お蕎麦を注文する。蕎麦が出来るまでの間は尾瀬の話やカメラの話しなどで大いに盛り上がった。初めてのkazuさんもすっかりお仲間になった ようである。結構な量のお蕎麦をすすり、満腹満腹。 高尾山口駅でshinさんJUNさんと別れた、二人は暗闇の中に消えていった(*^-^*) お疲れさま〜 残った皆さんと列車に乗り込み、人がいないのをいいことに記念写真など撮りあった。 八王子で花見さんと別れ、国分寺駅で菊地さんkazuさん夫妻と別れた、みなさんお疲れさまでした〜(^o^)/ こうして第二回高尾山スミレツアーは終幕となったのでした。 新潟から来てくださった和風さん、和風子さん、お疲れさまでした。また来年も是非いらしてくださいね〜 僕とmeaさん意外は初顔合わせとなったkazuさん夫妻、すっかり尾瀬病仲間入りです。今期の尾瀬では皆さんと出会えることも楽しみになるでしょうね。 楽しい楽しいスミレツアー、また来年も是非企画したいと思いますので、みなさん参加してくださいね〜(^o^)/ |
タチツボスミレ。一番よく見るのがこのスミレです | コスミレ。 |
ニオイタチツボスミレ。素晴らしい香りです! | 清楚な感じのヒナスミレ。 |
白花タチツボスミレ。 | 葉の脈に赤い筋が入ります。 |
マルバスミレ | ナガバノスミレサイシン。高尾山には多いスミレです。 |
白花ナガバノスミレサイシン。 | タカオスミレ。高尾山の名前の入ったスミレです。 |
アオイスミレ。3月中旬頃から咲く早春のスミレです。 | エイザンスミレ。これも高尾山には多いです。 |
アカネスミレ。葉柄や花柄に細かい毛があります。 | オカスミレ。アカネスミレと比べて細かい毛がありません。 |