山歩きへろへろ日誌

2006年2月5日 景信山〜高尾山縦歩

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登 山 日2006年2月5日
ル ー ト 三鷹駅−高尾駅−小仏(9:25)−景信山(10:15)−小仏峠−小仏城山(11:15)−高尾山(13:25)−
6号路経由−清滝口へ下山(14:35)−高尾駅−三鷹駅
登 山 者てばまる

 足慣らしを兼ねて今年初めての高尾山方面に出かけてみました。ルートは景信山〜高尾山といたって ポピュラーにコースです。とはいっても急な登り下りのあるまあまあ手応えのあるコースで、足慣らしに ピッタリ!!
 
小仏峠への道途中から山道に入ります。樹林を抜けると明るい尾根道に! 小仏峠が見えていた。 
急な登りも時々見える眺望が疲れを忘れさせてくれる。この階段を登りきると頂上だ!! 少し雪が残ってました。 
景信山山頂の小屋。なんの花の冬芽かな??。
 高尾駅から小仏へのバスはこの時期としては満員でしたが春のような混雑ではないです。スミレの季節 によく下車する日影を見送り、終点の小仏で下車。ほとんどの人はここで降りたようです。準備をしている人を よそにいきなりスタートします。気温は氷点下でかなり寒い!! 最近冷え性になったみたいで手先が特に 冷たくて参りました・・。それでも歩いているうちに暖かくなり汗も出てきます。暫く歩いたところから景信山への 分岐があり、ここから登ります。
 いきなりの急登ですが、ガシガシと登る。薄暗い樹林をひたすら歩く歩く、ところどころに霜柱があり サクサクといい音だ。明るい林に出たと思ったら小高い尾根に飛び出す。樹林越しに城山や小仏峠が見えているが まだまだ上の方だ! 息を整えながら明るい樹林帯を急登してゆく。すぐ近くを中央高速が通っているので 車の音がうるさく、ちょっち幻滅!!
 先行の人を何人か抜いて登るとやっと尾根の道に出た。右に行くと小下沢で景信山は左だ! 左は再び急坂で しかも霜柱や雪が解けてドロドロ! 滑りそうになりながら登ると頂上の建物が見えてくる。もう少しだ!!と 力をふり絞って登ってゆくと景信山山頂に到着だ! 頂上には2軒小屋があり食事もとれる、山頂からの眺望は 素晴らしく都心方面がばっちりだ! 今日はすこぶる空気が澄んでいるようで江ノ島まで見えていた。そしてうっすらと 筑波山も見えている。さらに富士山がど〜〜ん!!とデカイ! 真っ白な富士山が眩しかった。
 暫くこの眺望を楽しみながら大休憩をする。日差しはあるが0℃近くとかなり寒い。それでも風がないのでいくらか マシである。
富士山と相模湖、丹沢の山々。白い富士山をアップ!筑波山がうっすらと!
 
 休憩後、出発! 今度は急な下り坂が延々と続く、こりゃ〜膝にきそうだな〜と思いつつもスタスタとおりてしまった。 もっとクッションをつけて降りないといけないのだが、ちょっと調子に乗ってしまったのだが、これが後で膝痛を招く ことになろうとは安易想像したけど。。。結果その通りに・・・(^^;
遙かかなたに南アルプスが見えていた!!城山からの富士山。芝生の斜面から見るのがお勧め! 
城山のなめこ汁(250円)新宿副都心もはっきりと見えていた。
 20分ほどで小仏峠に到着、風があって寒いので休まず進む。今度はゆるやかな登りだ。一汗かくころに展望台に到着。 ここからも富士山が正面に見えていい場所だ。少し写真など撮ってから出発、さらに登る登る・・・。いいかげん 疲れてきたころにようやく小仏城山に到着。すでに沢山のハイカーが休んでいた。相模湖と富士山が見えるベンチは いっぱい。相模湖側の芝地のところに出てみると遠くに南アルプスが見えていた! おお〜!見えてる見えてる!! 双眼鏡など取り出してしばし観望〜!
 都心側のベンチに陣取り、昼食だ。ここの売店に売ってるなめこ汁がお気に入りで注文する。なめこと厚切りの豆腐が ボコボコ入っていてかなり美味!!! おにぎりと一緒に食べて、しばしまったりとする。次々に人が登ってくるが 春先の混雑とは違い、静かな山頂だ。
 
 昼食後は高尾山目指してひたすら歩く。このコースもドロドロのところが多く難儀する。春には山桜で美しい一丁平など の尾根を歩く、ときおり見える富士山も午後の日差しでスッキリ感は無くなっていた。途中、軍服をきた人が歩いていた。この人昨年の 秋にも見かけた人で、全身軍服で靴まで揃ってる本格派。腰には煙草入れかな? 生地的にかなり重いと思うが。。。とにかく目立つ ので通り過ぎるハイカーの目が釘付けであった。
歩いてきた道を振り返ると彼方に城山が垣間見える。軍服姿のハイカー?高尾山山頂からの富士山。
 花もないのでガンガン歩いて最後の階段を登ると高尾山山頂だ。ドヨドヨとハイカーと観光客が入り交じって騒がしかった。 この寒いのにこんなに来るのか・・・と人ごとのように思ってしまった(^^; この山頂からの富士山も綺麗に見える場所で冬の一時には 富士山の山頂に夕陽が沈むダイヤモンド富士が見られるそうで是非見てみたいものである。
 騒がしいので早々に出立して稲荷コースを降りようかと思ったがドロドロそうなので6号路を下った。が、こちらは沢沿いの 道でところどころ凍結していてちょっと危険であった。ま、軽アイゼンつけるほどでもないが・・・。このころからちょっと膝痛が 出ていた。やっぱりガンガン歩き過ぎたせいかな・・・。ちょっと庇いながらも歩き、午後3時前に清滝口に到着。
6号路は沢沿いの道。寒いので沢には氷のオブジェも見られた。高尾探勝路の玄関、清滝駅。
 
 歩いた距離約10q、時間にして6時間くらいと本格的な歩きとなりました。足慣らしという意味ではまあまあでしょうね。 花の時期には何度も足を運ぶようになるルートですが、今回は歩きだけとんりました。それでも、歩いた実感はありますね。
 
 
おしまい・・・
 
 
景信山からの富士山、相模湖、丹沢の山々。