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一番大きい共同井戸の直ぐ横に長い階段がある。ここを登ると小高く見晴 らしの良い場所に出る。ここからの眺めは最高に良く眼下に島の町並みが 遠くには四国の山々が、東には大島、津島の眺望が広がる。 さて、ここはなんなのか、写真を見てもらうとしっかりとした石段と石垣 があるところから相当名のある持ち主の建物があったのでは、一説には島 の大地主の屋敷があったとも、お寺があったとも言われているが定かでは ない。高台に登る階段沿いにはボタン桜が両脇に植えられていて季節に なると見事な花を咲きほこる。現在は木が少なくなったがその昔には灯籠 を吊って花見をしたそうだ。 下の写真は家跡から大島方面を望んだものだ。 |
撮影:2000.8.13 |