出羽島の海岸には波に洗われて角が丸くなった石が大量に見られる、移住初期の頃
からこの丸い石をふんだんに建築材料に使っている。家の基礎に使ったり斜面の補強
や堤防作りにまで利用されている。最近でこそコンクリートになったが今でもその石
を使った建造物を見ることが出来る。
　上の写真はとある家跡に見られる石造りの様子だ。巧みにくみ上げているのがよく
わかる。下の写真は州鼻地区の突き当たりにある石積の補強斜面。このような丸石の
構造は隙間が多くあるので百足や蛇、ヤマガニの住みかになっている・・。