ミヤマスミレ類 | 地上茎なし |
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シロバナツクシコスミレ (白花筑紫小菫) | ||
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![]() 撮影地:東京都八王子市・裏高尾(2013.4.6) 白色のコスミレです。 | ||
生育地 |
北海道南西部、本州、四国、九州、屋久島。 人里近い土手や農耕地近くの日当たりの良い場所。民家の近くでも見られる。 またやや標高のある山の半日陰でも生育している。 | |
開花時期 | 3月下旬〜5月頃 | |
草 丈 | 5〜10pくらい | |
花の状態 | 花色 | 白色。 |
花形 | 直径1.5〜2p。花弁は丸みのあるものから細いタイプまで様々。また紫条がやや目立つものが多い。 | |
側弁 | 側弁の基部の毛は、東日本で無毛が多いが、西日本では有毛が多い。 | |
距 | 円筒形で太めでやや長い。先は細くならない。毛はない。 | |
萼片 | 淡緑色 | |
葉の状態 | 葉形 | 長三角形〜長卵形で2〜6p。普通毛はないが微毛があるものもある。 |
葉表 | 白く濁った緑色。粉をふいたような感じ。 | |
葉裏 | 紫色を帯びる。または、淡緑色。 | |
托葉 | − | |
備 考 |
コスミレの白花タイプですが、九州の筑紫地方で最初に見つかったことからこの名前がついたようですが、あえて地名を混ぜなくても
良いと思いますが・・・。発見者はよほど嬉しかったのでしょう(^-^;) その後、各地でも見つかっているのでそれほど珍しくは無いようです。 裏高尾で見つけたものは群生していてお花畑のようでした。また直ぐ近くには普通のコスミレや、ノジスミレも群落していて面白いポイントです。 |
花のアップ |
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![]() 純白ではないですが白色です。 側弁には毛がありません。 |
距の部分 |
![]() やや太く長いです。 |
葉の表裏 |
![]() この個体たちは裏は淡い緑色でした。 |