ミヤマスミレ類 地上茎なし

シロバナヒナスミレ (白花雛菫)

撮影地:東京都高尾山(2013.3.31)  花弁は白色。唇弁には紫条が残っていますがいわゆる白花品種です。距に僅かに紫色が残っているのでオトメタイプといえます。。
生育地 北海道(南部)本州、四国、九州(中部以北)の主に太平洋側の山地に生育しているが、西日本では少ないです。
落葉樹林で半日陰の林縁や斜面、また沢沿いにも生育しています。
開花時期 4月上旬〜5月上旬頃
草  丈 3〜8pくらい
花の状態 花色白〜準白まで幅はあるが白花品種として扱う。唇弁に紫条、距に紫色が残るものもある。
花形直径1.5〜2p前後。
側弁側弁の基部には毛がありますがそれほど多くはありません。
距 長めで先は丸い。毛は無い。花弁と同じような色の事が多い
萼片
葉の状態 葉形葉は長さ2〜5p。長卵形でから披針形で基部は心型。縁には鋸歯があり葉先も細く尖る。
葉は水平に広がるのがポイント。
葉表緑色〜暗緑色
葉裏淡緑色〜紫色を帯びるものまである。粗い毛がある。
托葉
備   考 基本的に基本種と同じ形態ですが、花が白色です。
白と言っても純白種はかなり希で、たいていの場合は唇弁に紫条があったり、距に紫色が残るいわゆるオトメタイプで準白色と言われます。
 

横顔

撮影:2013.3.31 東京都高尾山 この個体は距にほんのりと紫色が残っていました。。
花いろいろ

撮影:2013.3.16 東京都高尾山 唇弁に紫条が残りますが花弁は綺麗な白です。ただこれも距が紫色を帯びていました。