スミレサイシン類 地上茎なし

ナガバノアケボノスミレ (長葉ノ曙菫)

撮影地:東京都奥多摩(2006.5.3)
 アケボノスミレとナガバノスミレサイシンの交雑種。葉がやや長い傾向になります。
交雑親種 アケボノスミレ × ナガバノスミレサイシン
生育地 アケボノスミレとナガバノスミレサイシンが生育する場所に突発的に分布。
関東南部(東京都奥多摩、埼玉県秩父)、山梨県など。両種が生育する場所。
開花時期 4月中旬〜5月中旬頃
草  丈 5〜10pくらい
花の状態 花色白ぽっい色〜紅紫色と様々。
花形直径2〜2.5p前後と大柄。花弁は肉厚。
側弁側弁には毛があるものと無いものもある。
距 ぽってりと太い。
萼片毛は無い。
葉の状態 葉形心型で先は尖る。アケボノスミレより長くなるのが特徴。
葉表淡緑色。
葉裏紫色を帯びた淡緑色。伸びてきた頃は細かい毛がある。
托葉
備   考 ★アケボノスミレとナガバノスミレサイシンの交雑種です。
 雑種は数年で消えてしまうが地下茎で増える性質があるので意外と長く同じ場所で見られることがある。

花の部分

花色はスミレサイシンに似たものからアケボノスミレのように濃いものまで様々です。
距の部分

ぽってりして短いです。
葉の状態

ナガバノスミレサイシンの性質を受け継ぎ、アケボノスミレより長い傾向です。

花いろいろ 【産地B】

【撮影:2016.5.3 東京都・奥高尾】 この付近には群生しているので次回は最盛期に行ってみたいです。