キバナノコマノツメ類 | 地上茎あり |
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キバナノコマノツメ (黄花の駒の爪) | ||
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撮影地:長野県・南八ヶ岳(2006.7.3) 馬の蹄に似ていると言うことから名付けられた名前だそうです。 | ||
生育地 |
北海道、本州の紀伊半島以北、四国山地、屋久島の高山に分布。 本州では1700m以上の高山帯に多い。湿り気の岩場の隙間や、草地に生育しています。 | |
開花時期 | 6月〜8月頃 | |
草 丈 | 5〜15pくらい | |
花の状態 | 花色 | 黄色。下弁には赤紫色の脈が数本入ります。 |
花形 | 直径1.5〜2p前後。上弁、側弁が反り返る。 | |
側弁 | 側弁の基部には毛は無い。 | |
距 | 黄緑色 | |
萼片 | 淡緑色 | |
葉の状態 | 葉形 | 腎形〜円形。柔らかい。 |
葉表 | 緑色。表面や縁に毛がある。 | |
葉裏 | 緑色。 | |
托葉 | 全縁のものと細かい鋸歯があるものがある。 | |
備 考 |
高山帯でしかみられない黄色いスミレで、スミレと名前がはいらない唯一のスミレ。 葉の先が少し凹んでいるものも多い。 ●「ジョウエツキバナノコマノツメ」。葉が厚くがっしりしたもの。至仏山や谷川岳の蛇紋岩の岩場で見られる。 ●「アカイシキバナノコマノツメ」。南アルプスで見られる。果実に毛がある。 |
花のアップ |
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側弁には毛はありません。 |
距の部分 |
距、萼片には毛はありません。距は短いです。 |
葉の部分(1) |
柔らかい葉です。 |
葉の部分(2) |
表面や縁には細かい毛があります。 |
葉の部分(3) |
こちらはかなり顕著ですが、細かい毛が沢山見られます。展開中の若い葉は特に毛が多いようです。 |
白 花 |
撮影地:秋田駒ヶ岳(2007.6.30) 真っ白ではありませんが、白花を見つけました。一過性かもしれないので来年はないかもしれません。 |