キバナノコマノツメ類 地上茎あり

ジョウエツキバナノコマノツメ (上越黄花の駒の爪)

撮影地:群馬県片品村。至仏山(2003.7)
 至仏山や隣接する笠ヶ岳に多く咲いています。
生育地 至仏山、谷川岳特産!! 
やや湿り気の岩場の隙間や、ハイマツの中に点在しています。
開花時期 6月〜8月頃
草  丈 5〜15pくらい
花の状態 花色黄色。下弁には赤紫色の脈が数本入ります。
花形直径1.5〜2p前後。上弁、側弁が反り返る。
側弁側弁の基部には毛は無い。
距 黄緑色
萼片淡緑色
葉の状態 葉形腎形〜円形。キバナノコマノツメより厚身がある。
葉表緑色。無毛、または微毛がある。
葉裏緑色。
托葉全縁のものと細かい鋸歯があるものがある。
備   考  キバナノコマノツメの変種で、葉に厚みがあり、無毛のものが多いが微毛のあるものもある。
 葉、意外の見た目の変化は乏しい。

母種との葉の違い

左がキバナノコマノツメ。 右がジョウエツキバナノコマノツメです。ジョウエツ・・・の方が厚くがっちりしている感じがあります。ただこの写真のような典型的なのは少なくて見分けが難しいです。

花いろいろ

撮影地:群馬県・至仏山(2009.7.4)  大規模な群生はあまりみかけませんが時にこのような群生は見ることが出来ます。
花いろいろ

撮影地:群馬県・至仏山(2011.7.3)  変種の要因と言われる蛇紋岩の隙間から花を咲かせる姿はよくみかけます。