イブキスミレ類 地上茎あり

イブキスミレ (伊吹菫)

撮影地:山梨県・河口湖周辺(2012.4.28)  この清楚な花色がイブキスミレの魅力のひとつですね。
生育地 本州の一部(広島以北)、北海道の一部の火山灰地や石灰岩地帯に隔離分布する希少種。
主に火山灰地や石灰岩地帯の落葉樹林帯を好み比較的群生して生育しているのが特徴である。
開花時期 4月中旬〜5月上旬頃
草  丈 8〜12pくらい
花の状態 花色淡紫色、殆ど白に近いものまである。 唇弁に濃紫の筋が入る。
花形直径1.5〜2p前後と比較的大きい。花柱の先は細くなり下方にカギ型に曲がる。
側弁側弁の基部には毛が密生している。(北海道のも個体は無毛)
距 白色で短い。
萼片
葉の状態 葉形円心形で薄い。 花期には基部が巻いていることが多い。
葉表淡い緑色。微毛がある。
葉裏−−
托葉全縁。細かい毛がある。
備   考  キスミレ同様に火山灰地を好むスミレで本州に点在して生育しています。近年北海道でも発見されていますが微妙に違う部分もあり今後の研究結果が注目 されます。
 落葉樹林の林床に生えますがけっこう群落を作ることが多いです。
 
■花色が白いものをシロバナイブキスミレといいます。

花のアップ

淡紫色がほとんど。 側弁には短い毛が密生しています。
距の部分

きれいな白色です。
葉の状態

薄い葉には細かい毛が沢山あります。 また花期に基部が巻いていることが多いです。
托葉の状態

托葉は全縁。
花後の様子

花後は茎が伸びてきてその先に葉が対生して閉鎖花をちょこんとつけます。

花いろいろ 【白っぽいタイプ】

【撮影:2014.4.27 山梨県河口湖周辺】 かなり淡い色のタイプです。

花いろいろ 【東京都の個体】

【撮影:2015.4.5 東京都西部】 あるとは聞いてましたが、遂に東京都の個体を見ることが叶いました。 今年は花付きが悪かったようで、ややいびつな感じがする花です。葉っぱは紛れもなくイブキスミレですね。
花いろいろ 【東京都の個体】

【撮影:2016.3.27 東京都西部】 今年は比較的花付きが良くて新鮮なものを見ることが叶いました。